【ニュース】 王子木材緑化、道南地域でバイオマス発電燃料用と製紙原料用の木質チップを生産する新会社を設立 北海道北斗市

2018.11.12
王子ホールディングス株式会社(東京都中央区、矢島進社長)傘下の王子木材緑化株式会社(東京都中央区、大原寛信社長)は、道南地域でバイオマス発電燃料用と製紙原料用の木質チップ生産を目的とする新会社を設立する。

新会社では、道南地域で未利用の森林資源を有効活用するため、北斗市に工場を新設。
林地から伐出された丸太を使用して木質チップを生産するほか、移動式チッパーを導入することで、伐採後の枝条材を含む林地残材も活用する予定だという。

年間生産量は、バイオマス発電燃料用チップが年間3万トン(気乾重量トン)、製紙原料用チップが年間6,000トンを目指す。
それぞれ、エム・ピー・エム・王子エコエネルギー株式会社バイオマス発電所(青森県八戸市)、王子製紙株式会社苫小牧工場(北海道苫小牧市)への販売を予定している。

新会社の社名は函館北斗王子林産株式会社。
所在地は北海道北斗市村山165番地。
代表者は田口満代表取締役社長。
設立予定日は2018年11月13日、事業開始は2019年6月予定。
資本金は5,000万円(王子木材緑化が100%出資)。
投資総額は3憶6,700万円。