【ニュース】 秋田県農業協同組合中央会など、明治時代から続く秋田県が誇る日本最大級の農業の祭典「第141回秋田県種苗交換会」を10月30日~11月5日に秋田市で開催 秋田県秋田市

2018.10.26
秋田県農業協同組合中央会は、明治時代から続く、秋田県が誇る日本最大級の農業の祭典「第141回秋田県種苗交換会」を10月30日~11月5日に秋田市内4会場などで開催する。
協賛は秋田市協賛会。

秋田県種苗交換会は、今年で141回を迎える同県独自の農業イベント。
農家同士で優れた農産物の苗や種子を交換したり、栽培技術向上のために勉強会や情報共有をする機会を設けたのが始まりとされている。
現在では農業関係者の交流の場に留まらず、地域の特産品の販売や、地域の子どもたちの農業学習展示など、市や県の枠を超えた大規模な祭典として広く県民に親しまれているという。

また同イベントは、明治11年(1878年)第1回から今年の第141回まで、長い歴史の中で1度も中止になったことがないのが特徴。
昭和の戦争や恐慌といった動乱期にも、関係者や農家は力を合わせて交換会の伝統を守り続けてきた。
開催地は秋田県内の各地を持ち回り方式で移動しており、担当する市町村ごとに特色を活かした様々な催し物が企画されている。

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開催期間中は、優良農産物の展示や地元JAによる地場産品販売、最新農業機械の実演展示販売など、従来の農業に関する催しに加え、今年は秋田の「食」と「芸能」に関わるイベントも実施。
きりたんぽ鍋や地酒を味わえるグルメ屋台、最新農業機械の展示販売、竿燈など伝統芸能の披露、ゲストによるトークショーなど、家族で楽しめる内容となっている。

主会場「秋田拠点センターアルヴェ」での開催時間は9時~16時。
実施内容は優良農産物の出品展示、学校農園活動発表、県内JAによる地産地消展、石川理紀之助翁展、森川源三郎翁展など。

協賛第1会場「ぽぽろーど・秋田駅西口大屋根下通路・アゴラ広場」での開催時間は9時~16時(アゴラ広場のみ17時まで)。
実施内容は飲食・物販ブース、農業関連団体等参考展示、ステージイベント(市民パフォーマンスなど)、ベリッシモ・フランチェスコ地産地消食材料理ショー(11月4日13時40分~)、秋田の伝統芸能披露(なまはげ太鼓、秋田民謡、土崎港ばやし、西馬音内盆踊り、秋田舞妓、角館手踊りなど)。

協賛第2会場「エリアなかいち」の開催時間は10時~17時(11月2日と3日は20時まで)。
実施内容は秋田の食・日本酒グルメ屋台村、秋田のうまいもの物産展、竿燈ほか秋田の伝統芸能披露、壇蜜トークショー(11月3日
11時30分~)、超神ネイガーショー(11月3日14時~)、内館牧子アグリビジネス創業支援セミナー(11月3日13時30分~、申込予約終了)、渥美二郎コンサート(11月2日15時~、18時~)、假屋崎省吾の世界トーク&デモンストレーション(11月4日13時~)、​秋田県高等学校産業教育フェア(11月3日・4日)、プロジェクションマッピング上映(17時~)。

協賛第3会場「旧秋田空港跡地」の開催時間は9時~16時。
実施内容は最新農業機械の展示・実演(農業機械化ショー)、飲食・物販の大屋台村、仏壇・石材展示即売、植木・苗木市、農業資材店など。

その他の協賛会場でも、アトリオン地下イベントホールで秋の工芸品まつり(11月4日まで)、秋田市役所内で刑務所作業製品展示即売などを実施する。

「第141回秋田県種苗交換会」の開催日は10月30日~11月5日。
会場は秋田拠点センターアルヴェ(主会場:秋田県秋田市東通仲町4-1)、ぽぽろーど・秋田駅西口大屋根下・アゴラ広場(協賛第1会場:秋田県秋田市中通2-7他)、エリアなかいち(協賛第2会場:秋田県秋田市中通1-4-3)、旧秋田空港跡地(協賛第3会場:秋田県秋田市新屋町割山)。