【ニュース】 飯田市とKDDI、一般公道を自動運転車で実際に走行、自動運転用の3Dマップと連動したVRコンテンツの視聴体験の実証実験を11月3日に実施 長野県飯田市

2018.10.25
飯田市(牧野光朗市長)とKDDI株式会社(東京都千代田区、髙橋誠社長)は、11月3日に飯田市で開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」で、一般公道を自動運転車で実際に走行し、自動運転用の3Dマップと連動したVRコンテンツの視聴体験の実証実験を実施する。

同実験では、自動運転車に乗車中に、VR機器を通して走行場所に合わせた観光情報が表示される体験について実証。
アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、株式会社シナスタジアの協力のもとで実施する。
あわせて10月24日、同市とKDDIは、地域活性化を目的に、XRや自動運転技術を活用する包括協定を締結した。

201810251200

当日は、日本で初めて既存の信号機を撤去してラウンドアバウトを実現した「東和町ラウンドアバウト」で、一般公道を自動運転車で実際に走行。
3Dマップと連動したVRコンテンツの視聴体験の実証実験を実施する。
2027年開業予定のリニア中央新幹線の停車駅となる同市で、駅から観光地への区間の自動運転と、VRを活用した利便性向上のための実証が目的。

一般の人を対象に、自動運転乗車時に3Dマップと連動して走行場所や沿道風景に合わせた観光情報等を、VR機器を通じて表示するVRコンテンツ体験と、アンケートによるフィードバック取得を行う。

実施日時は11月3日の11時~16時。
1回15分程度(うちVR体験は3分程度)。
実施場所は長野県飯田市中央通り3、4丁目交差点付近から東和町ラウンドアバウト。