【ニュース】 四国電力など、地元イチゴ農家と提携し、イチゴの品種「女峰」の生産拡大と担い手の育成を目的とした農業法人を10月1日に設立予定 香川県三木町

2018.09.10
四国電力株式会社(香川県高松市、佐伯勇人社長)・株式会社銀座千疋屋(東京都中央区、齋藤充社長)・株式会社テンフィールド(東京都荒川区、鈴木清子社長)は、地元イチゴ農家と提携し、イチゴの品種「女峰」の生産拡大と、地域農業を支える担い手の育成を目的とした農業法人「あぐりぼん株式会社」(香川県三木町)を10月1日(予定)に設立する。

同事業は、生産者・流通事業者・小売事業者と、地域に根差す電力会社がパートナーとなった日本初の事業モデル。
それぞれの役割では、四国電力が経営全般に係る支援・事業多角化支援、銀座千疋屋が老舗高級果実店としてのブランド力を活かした販売、テンフィールドが国内外への販路拡大・事業多角化支援、イチゴ農家の多田氏・山地氏がイチゴの栽培技術指導を担う。

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新会社は、今年12月に香川県三木町で生産施設の建設を開始し、
2019年12月に初出荷を予定。
また、「女峰」の生産に加え、イチゴ農家として就農を目指す人を研修生として受け入れる予定で、地域農業を支える担い手の育成にも取り組む。

「あぐりぼん株式会社」の設立時期は2018年10月1日(予定)。
所在地は香川県木田郡三木町。
資本金は5,000万円、出資比率は四国電力70%、銀座千疋屋
20%、テンフィールド9.6%など。
役員は取締役4名(四国電力から2名・うち1名は社長、銀座千疋屋・テンフィールドからそれぞれ1名を指名)。
運営体制は社員数名、パート従業員10数名。

生産施設の面積は約8,600㎡(栽培ハウス約6,000㎡、育苗ハウス約400㎡、事務所・集出荷場等約2,200㎡)。
栽培方法は高設養液栽培。