【ニュース】 レオパレス21、廃棄物総合管理システムの導入と「レオパレス廃棄物管理センター」の設置でJEMSと合意 東京都中野区

2018.08.30
株式会社レオパレス21(東京都中野区、深山英世社長)は、自社から排出される産業廃棄物の適正管理をより一層推進するため、株式会社JEMS(東京都千代田区、須永裕毅代表)との間で、廃棄物情報の統一的な管理を実現する廃棄物総合管理システムの導入と、処理委託契約を一元管理する組織「レオパレス廃棄物管理センター」を設置することで合意、8月29日より2拠点(岡山・広島)で導入を開始した。

レオパレス21では、こちらを皮切りに、2018年度内には首都圏を含む全23拠点でこれらの取り組みの導入を完了する予定。
なお、新体制への移行については、開発事業より排出される廃棄物処理から、支店別に2018年8月より順次移行し、2019年春までの移行完了を予定している。

事業活動から生じる産業廃棄物については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)により、その適正な管理が求められている。
排出事業者は、産業廃棄物処理業者が保有する許可証の管理、処理業者と締結する廃棄物処理委託契約書の管理、廃棄物のマニフェスト管理を遵守し、排出した産業廃棄物の発生から最終処分までの一連の処理について、適正管理を行う必要がある。

JEMSは、20年以上にわたり廃棄物業界に特化したIT事業を展開する株式会社エジソンの100%子会社。
同社が提供する廃棄物管理コンプライアンス支援サービスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)とITの融合により、各業界の大手企業を中心に4万5,000現場以上で利用されているという。

廃棄物規制が年々厳しくなる傾向にある中、レオパレス21は、アパートの建設工事で生じる産業廃棄物で、JEMSが運営する廃棄物総合管理システム「GENESYS-ECO」を導入、許可証・処理委託契約書・電子マニフェストをクラウドサービスで総合管理し、電子契約することを可能にした。
さらに、JEMS内に「レオパレス廃棄物管理センター」を設置することで、これまで全国各支店で分散管理をしていた処理委託契約を本部で一元管理する体制を構築するとしている。