【ニュース】 タウンキッチン、トークイベント「郊外の空き家を考える会議」を9月10日に小金井市で開催 東京都小金井市

2018.08.28
創業支援や地域活性化を手掛ける株式会社タウンキッチン(東京都小金井市、北池智一郎代表)は、トークイベント「郊外の空き家を考える会議」を9月10日に小金井市で開催する。

高度成長期に都心で働く労働者の住宅機能として整備された郊外は、人口減少時代を迎える中、空き家が増加。
さらに、働き方改革によってテレワークやサテライトオフィスが推奨されるなど、郊外と都心の関係を見直す動きも出てきている。

同社ではこれまで、郊外を拠点に自治体等と協働、地方創生に係るしごとづくり事業や創業支援施設の運営を通じ、地域で事業を始める人を応援してきた。
今年5月からは店舗・事務所に特化した不動産事業を開始、翌月には東京都の起業家による空き家活用モデル事業のコーディネーターに選定されるなど、空き家を含めた地域課題の解決に取り組んでいる。

郊外は都市計画による制限が多く、空き家の利活用方法には、例えば店舗併用住宅にするなどの工夫が必要だという。

今回の同イベントでは、空き家・建築・都市計画の専門家と共に、空き家の可能性について議論を深め、人口減少時代における郊外のまちづくりについて考えるとしている。

プログラムは、トーク「空き家の正体」、トーク「住宅を活かす」、トーク「人口減少時代の都市」、ディスカッション「郊外の空き家を考える」。
ゲストは、NPO法人空き家・空き地管理センター代表理事の上田真一氏、株式会社仲建築設計スタジオ代表取締役の仲俊治氏、首都大学東京都市環境学部都市政策科学科教授の饗庭伸氏。
モデレーターは同社代表の北池智一郎氏。

トークイベント「郊外の空き家を考える会議」の開催日時は9月10日の19時~21時30分。
会場は小金井宮地楽器ホール 小ホール(JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前)。
参加費は無料、定員は50名(要事前申込、先着順)。
対象は空き家を所有している人、将来空き家を所有する見込みがある人、空き家の利活用を検討している人。