【ニュース】 東京急行電鉄など3社、歴史的建築物「旧山口萬吉邸」を改修、会員制のビジネスイノベーション拠点として再生 東京都千代田区

2018。08.16
東京急行電鉄株式会社(東京都渋谷区、髙橋和夫社長)・株式会社竹中工務店(大阪市中央区、宮下正裕社長)・東邦レオ株式会社(大阪市中央区、吉川稔社長)の3社は共同で、歴史的建築物「旧山口萬吉邸」(東京都千代田区)を改修、企業や組織の枠を超えたコミュニケーションを促すイノベーション拠点として再生する。

「旧山口萬吉邸」は、地下1階地上3階、延床約850㎡の洋館として1927年に竣工。
来客用の和室や、ダンスホールとして設計された3階居室、庭に面したスクリーンポーチ、ボイラー士が住み込みで作業していた地下空間など、多種多様な空間で構成された邸宅で、和洋折衷の要素が取り入れられている。

3社は所有者より建物のマスターリースを受け、建物の文化財認定を支援し、改修工事を実施。
運営は、株式会社 NI-WA(東邦レオグループ)が担当する。

社会課題の解決の担い手となるイノベータ―や企業の新規事業開発担当者が、対話をもとにビジネスや新たな価値を共創する会員制のビジネスイノベーション拠点「kudan house」として、今年9月より運用を開始するという。

「旧山口萬吉邸(施設名称:kudan house)」の所在地は東京都千代田区九段北1-15-9、交通は東京メトロ半蔵門線・東西線、都営新宿線「九段下」駅より徒歩5分。
敷地面積は962.18㎡、延床面積は847.16㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・陸屋根地下1階地上3階。
開業予定は2018年9月。