【ニュース】 ウェスティン都ホテル京都、平均客室面積を35㎡から約50㎡に拡大、高級ラグジュアリーホテルへ大規模リニューアル 京都府京都市

2018.08.06
株式会社近鉄・都ホテルズ(大阪市天王寺区、中山勉社長)と近鉄不動産株式会社(大阪市天王寺区、善本烈社長)は、2020年に創業130年を迎えるウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)を、高級ラグジュアリーホテルへ大規模リニューアルする。
今年6月より既に一部の客室改修工事を開始しており、ホテルの営業を継続しながら2020年の春に全改修工事を終え、グランドオープンする予定。

今回のリニューアルでは、昭和を代表する建築家・村野藤吾氏のデザインの特徴となっている優美さや曲線美を承継するとともに、新しい時代にふさわしい設えやサービスを追加、京都を代表する高級ラグジュアリーホテルを目指すという。
投資額は198億円。

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客室部分では、2室を1室にするなどし、平均客室面積をこれまでの35㎡から約50㎡に拡大、現在499室ある客室数は約270室とする。
室内では、京都・東山の自然をイメージした内装デザインを採用、浴室全てに独立した洗い場を設置するという。

また、ホテル敷地内で掘削する温泉を活用し、約1,000㎡のスパを新設、華頂山に続く庭園と一体となった半露天風呂などを設置する。
海外からの宿泊客に人気の数寄屋風別館「佳水園」は、原設計を承継しつつ、客室面積を大幅に拡大し、浴室では温泉を提供。

さらに、本格的なフランス料理を提供するメインダイニングや、ライブキッチンなどを備え京都市街を一望できるビュッフェレストランも設置するとしている。

リニューアル後の延床面積は約7万4,000㎡。
建物規模は地上11階地下2階塔屋3階建(変更なし)。
客室数は約270室(現在499室)。
宴会場数は17会場(変更なし)、料飲施設数は5施設(現在7施設)。