【ニュース】 京王電鉄と駒ヶ根市、高速バスを活用した貨客混載で農産物を東京へ輸送、京王ストア八幡山店で販売 長野県駒ケ根市

2018.06.22
京王電鉄株式会社(東京都多摩市、紅村康社長)と駒ヶ根市(杉本幸治市長)は、高速バスを活用した貨客混載により、同市の農産物を東京へ輸送し、販売する販路拡大事業を6月26日より開始する。

同取り組みは、同社が岐阜県高山市と連携し、2017年9月に開始した貨客混載による農産物等の輸送・販売を拡大させるもの。
京王バス東が運行している高速バス路線「伊那飯田線」(新宿~駒ヶ根間)で、新宿方面行きのトランクを活用し、同市の新鮮な野菜や旬の果物等を東京へ定期的に輸送、6月27日より京王ストア八幡山店(最寄駅:京王線「八幡山」駅)で販売する。

同社グループでは、1984年より高速バス路線「伊那飯田線」を運行。
同市も、2016年7月に同社が開業した観光案内所「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」で、地域の観光情報を発信するブースを出展するなど、観光送客を中心に連携を強化してきた。

今回の取り組みでは、これまでの連携に加え、同市の新鮮な農産物の販売を通じた京王ストアの魅力度向上だけでなく、同市の知名度向上と新たな観光需要の掘り起こしも目指すとしている。