【ニュース】 東京急行電鉄と東急ホテルズ、三島駅南口でホテルと商業施設で構成する複合施設を2020年6月に開業 静岡県三島市

2018.06.21
東京急行電鉄株式会社(東京都渋谷区、髙橋和夫社長)と株式会社東急ホテルズ(東京都渋谷区、小林昭人社長)は、JR「三島」駅南口(静岡県三島市)で、ホテルと商業施設で構成する複合施設を2020年6月に開業する。

同事業は、三島駅南口広域観光交流拠点整備事業として三島市が公募を行ったもの。
東急電鉄と東急ホテルズが2016年12月に事業者として選定され、建設を進めていた。
東急グループ各社が事業を展開する伊豆エリアで、地域やグループ各社とのシナジー効果を通じ、回遊性向上と地域活性化を目指す。
また、富士山に近く、ゴールデンルート上の新幹線停車駅・三島への出店により、東急ブランドの認知度向上も図るという。

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施設構成は、1階~2階が商業施設、2階~14階が東急ホテルズが運営する約200室のホテルとなる。

ホテルは、訪日外国人や国内観光客をターゲットに、客室の7割以上をツインルームとする予定。
富士山の眺望を最大限に引き出すため、上層階には周囲の景色を取り込む温浴施設と、駿河湾や箱根西麓など地の食材を活かした料理を提供するレストランを計画しているという。

商業施設には、地域特産品を提供する販売店や飲食店などを誘致、地元のこだわりを感じられる場所の提供を目指す。

東急グループでは、伊豆急行と東急電鉄が2017年7月より伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の運行を開始。
また、2017年4月には東急ホテルズが「下田東急ホテル」をリニューアルオープンするなど、グループの事業拠点となっている伊豆エリアで地域の活性化に取り組んでいる。

計画所在地は静岡県三島市一番町2606番8外、交通はJR「三島」駅南口・伊豆箱根鉄道「三島」駅より徒歩1分。
敷地面積は約3,400㎡。
建物工事着工は2018年3月。