【ニュース】 東急不動産など、「(仮称)CPD松戸Ⅱ物流センター」を着工、物流拠点として稀少価値の高い松戸エリアで2件目の開発 千葉県松戸市

2018.05.28
東急不動産株式会社(東京都港区、大隈郁仁社長)、三菱UFJリース株式会社(東京都千代田区、柳井隆博社長)、株式会社センターポイント・ディベロップメント(東京都千代田区、吉川陽介代表)はこのほど、「(仮称)CPD松戸Ⅱ物流センター」(千葉県松戸市)を着工した。

同施設は、センターポイント・ディベロップメントがアセットマネジメント業務を受託し、東急不動産、三菱UFJ、リースセンターポイント・ディベロップメントが共同出資する松戸2ロジスティクス合同会社を建築主とするもの、
竣工は2019年2月末を予定。

所在地は、都心部から20km圏内、東京外環自動車道の松戸IC
(2018年6月開通予定)から約4km・三郷南ICから約6kmに位置し、主要幹線道路の国道6号線へのアクセスに優れているという。
また、住宅地に近接しているほか、新京成線「みのり台」駅より徒歩圏内(約1km)に位置し、JR常磐線「松戸」駅およびJR武蔵野線「東松戸」駅よりバスを利用しての通勤も可能で、労働力確保が比較的容易な立地だとしている。

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さらに、用途地域は稔台工業団地内の工業専用地域となるため、
24時間操業が可能。
都心への配送拠点として、また外環道を通じた広域物流拠点として立地優位性が見込まれている。

建物は地上4階建てで、1階にバースを配置、1社の専用センターもしくはマルチテナント型のどちらにも対応できるように計画。
外壁にはサンドイッチパネルを採用することで、優れた断熱性と耐久性に加え美しい外観とする。
倉庫部分は、床荷重1.5t/㎡(1階については2.5t/㎡)、柱スパン11m×10m、梁下天井有効高5.5m、全館LED照明(倉庫内照度
250Lx)と最新の仕様を備える予定。
また、荷物用エレベーター、カゴ車・パレット兼用垂直搬送機を各2基ずつ計4台を設置し、貨物の上下搬送の効率化に配慮する。

なお3社が別途出資する松戸ロジスティクス特定目的会社(センターポイント・ディベロップメントがアセットマネジメント業務を受託)では、同施設に近接する「(仮称)CPD 戸物流センター」(S造4階建て、延べ約1万4,145㎡)の建設も進めている(2018 年8月竣工予定)。

「(仮称)CPD松戸Ⅱ物流センター」の所在地は千葉県松戸市稔台五丁目。
用途地域は工業専用地域、主要用途は倉庫(倉庫業を営む倉庫)。
敷地面積は7,904.31㎡、延床面積は1万6,014.22㎡。
建物は鉄骨造・4階建。
着工は2018年5月25日、竣工予定は2019年2月末。