【ニュース】 山のはちみつ屋、2018年5月下旬より今期の採蜜を開始、見学用に店舗敷地内に併設した養蜂展示を再開 秋田県仙北市

2018.05.16
蜂蜜専門店・山のはちみつ屋(運営会社:有限会社ビー・スケップ、秋田県仙北市、西村隆作代表)は、田沢湖・八幡平に構える自社養蜂場で、2018年5月下旬から6月初旬頃に今期の採蜜を開始、見学用に店舗敷地内に併設した「ぷち養蜂場」の養蜂展示を再開する。

秋田県は、はちみつの生産量が全国でベスト3(農林水産省「養蜂をめぐる情勢」より)に入るなど、蜜源植物やみつばちが過ごしやすい環境に恵まれた場所。
同店では毎年、アカシヤ・トチなどの花が咲く時期に合わせて自社で採蜜を行っており、今年も5月下旬~6月初旬頃にシーズンを迎える。

一昨年・昨年は、野生の熊による被害や悪天候のため、みつばちの子育てがうまくいかず、働き蜂が不足するなど、貴重な国産はちみつの採蜜量が減少し、自社でも一時品切れになる状態だったが、今年はみつばちの子育てが順調に進んでいるという。

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昨年5月にオープンし、冬の間休業していた併設の「ぷち養蜂場」では、これからの採蜜シーズンに合わせ、みつばちの展示を再開。
また、毎年夏の恒例となっている「はちみつしぼり体験」などのイベントを通じ、はちみつやみつばちのありがたさを伝えながら、今季も来訪客と楽しく触れ合えるようなイベントを行うとしている。

同店は1977年、養蜂の修業を積んだ店主が1人で玉川温泉へ続く道沿いの蜂場で小さなテントを張り、その年に山で採れたはちみつと健康食品・プロポリスの販売を開始。
現在では社員数30名を数え、地元で採蜜した国産はちみつや、店主が厳選した世界のはちみつ、プロポリス・ローヤルゼリーなどの健康食品、はちみつを使用した加工食品など、300種類以上の商品を取り扱う。

また敷地内には、はちみつを使用した手作りスイーツの「お菓子工房」や、薪を使い本格石窯で焼く「ピザ工房」も併設している。

採蜜期間は2018年5月下旬~6月上旬頃(予定)、ぷち養蜂場(常設)の展示期間は2018年5月~2018年10月上旬頃まで(みつばちの飼育状況により、期間が変更になる場合あり)。

山のはちみつ屋の所在地は秋田県仙北市田沢湖生保内字石神
163-3。