【ニュース】 住友不動産など、「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」を本格着工、商店街と連続した賑わいを駅前から拡大 東京都品川区

2018.05.10
住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)は4月28日、同社が地権者・参加組合員として事業推進している「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」(東京都品川区)を本格着工した。

事業対象地は、東急目黒線「武蔵小山」駅南側徒歩1分、都内最長と言われる全長約800mのアーケード商店街「武蔵小山商店街パルム」至近に位置した約0.7ha。
同地区は、区域北側道路に沿って「駅前通り商店街」が位置する住商混在の市街地。
狭隘な道路、細分化された敷地に密集して建てられた老朽建築など、防災性に課題を抱えていたという。

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同事業では、歴史ある商店街と共に時を重ね、繁栄してきた街の魅力を活かしつつ、新たな街への再生を推進する。
街の賑わい軸の商店街入口で、地域の新たな象徴に相応しい、地上41階建ての住宅を中心とした超高層タワー棟と、商業店舗や公益施設などが入る中層棟・低層棟を建設。
再開発による整備を通じ、駅前から商店街、周辺地区まで連続した賑わいを創出し、地域の活性化を図るという。

「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」の施行区域は約0.7ha、敷地面積は約5,420㎡、延床面積は約 5万3,460㎡(駐車場含む)。
構造・規模はRC造一部S造・地上41階地下2階(高さ約145m)。
総事業費は約300億円。