【ニュース】 東武鉄道、日光線「下今市」駅構内で「旧跨線橋レトロギャラリー」を4月27日より開設、登録有形文化財「下今市駅旧跨線橋」を改修 栃木県日光市

2018.04.20
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、日光線「下今市」駅(栃木県日光市)構内で「旧跨線橋レトロギャラリー」を4月27日より開設する。

同社の施設では、2017年7月21日に鬼怒川線の建造物が国の登録有形文化財(建造物)に登録されている。
今回開設する同ギャラリーでは、登録有形文化財の一つ「下今市駅旧跨線橋」を改修し、昭和レトロな世界観を再現するとともに、鬼怒川線の登録有形文化財を紹介するパネルの展示や、昭和レトロポスターの展示などを行う。

同社はこれまで、SLが走っていた時代を彷彿とさせる「昭和レトロ・ノスタルジー」を基本コンセプトに、SL大樹の運転区間となっている鬼怒川線で、玄関口である下今市駅の駅舎改修をはじめ、日光・鬼怒川地区限定で従業員が着用する新制服の導入などを実施してきた。

引き続き同社では、「昭和レトロ・ノスタルジー」の演出を検討するほか、鉄道産業文化遺産の保存・活用などを推進し、賑わいを創出することで、日光・鬼怒川エリアの沿線価値向上と観光ルート構築を図り、地域活性化につなげていきたいとしている。

「旧跨線橋レトロギャラリー」の開設場所は日光線「下今市」駅構内(栃木県日光市今市1110)。
開設日は2018年4月27日より(年中無休)。
開設時間は初列車から20時まで(駅構内の施設のため、入場には入場券または乗車券が必要)。