【ニュース】 TATERUなど、福岡市が推進する「博多旧市街プロジェクト」の「出来町公園休養施設等設置・管理運営事業」実施事業者に決定 福岡県福岡市

2018.04.18
IoTアパート「TATERU Apartment(タテルアパートメント)」の開発・運営を手掛ける株式会社TATERU(東京都渋谷区、古木大咲代表)は、福岡市が推進する「出来町公園休養施設等設置・管理運営事業」の事業者に決定、福岡市と基本協定を締結した。
パートナー企業は、タイムズ24株式会社、チームラボ株式会社、株式会社NO CORPORATION ほか。

同事業は、博多部の価値ある資源をストーリーとまちなみでつなぎ、魅力を高めていく「博多旧市街プロジェクト」の一環。
「博多旧市街の観光拠点創生およびAI(人工知能)・IoTを活用した観光イノベーション」をテーマに、回遊性・利便性の向上、賑わいの創出、街並みの形成・先導を図る。

20180418TATERU

「博多旧市街プロジェクト」は、世界中の多くの都市で歴史が息づく街「旧市街(オールドタウン)」が観光名所となり都市の観光を牽引していることを背景に、年々訪日外国人が増加している同市で「旧市街」を形成し、官民の連携を図ることでインバウンド誘客の効果を地域全体へ取り込むというもの。

同市の都心部に位置し、昨冬リニューアルオープンした出来町公園では、「博多旧市街プロジェクト」における御供所地区の観光拠点として今回の同事業を計画。
公園内には、付設の観光バス乗降場から歴史文化ゾーンのウェルカムゲート「博多千年門」への導線上に、周辺の街並み・景観と調和した休養施設を建築する予定で、訪日観光客と近隣住民の憩いの場を創出するという。
また、施設利用者がAIやIoTを活用した観光サービスを利用することにより、国内外観光客の属性情報・位置情報・チャット履歴・音声翻訳履歴等の観光に関わる様々なデータを収集。
蓄積されたデータベースは同市と共有し、ビッグデータを活用した次なる観光施策の企画立案や、新たなソリューションの開発・提供に繋げていくとしている。

出来町公園の所在地は福岡市博多区博多駅前一丁目。
面積は6,673㎡。
開園は昭和40年(平成29年12月11日リニューアル)。
今後は4月27日に観光バス乗降場の供用を開始(乗降可能台数は6台、完全予約制)、2018年9月頃に観光拠点施設工事を着手予定、2019年4月頃に観光拠点施設の供用を開始予定。