【ニュース】 堺市など、浜寺公園駅旧駅舎の活用を開始、ギャラリー、カフェ・ライブラリー、イベントホールなどを4月15日より営業 大阪府堺市

2018.04.13
堺市(竹山修身市長)、南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、遠北光彦社長)、浜寺昭和校区まちづくり協議会(濱野清士会長)、特定非営利活動法人浜寺公園駅舎保存活用の会(平山芳弘理事長)は、浜寺公園駅旧駅舎(堺市西区)の保存活用を図る取り組みの一環として、ギャラリー、カフェ・ライブラリー、イベントホールなどの営業を4月15日より開始する。

浜寺公園駅は1897(明治30)年に開業し、1907年に旧駅舎に建て替えられた。
旧駅舎は、東京駅などの設計で知られる辰野金吾博士が主宰する「辰野片岡建築事務所」の設計によるもの。
1998(平成10)年9月には大手私鉄の駅舎で初めて国の登録有形文化財として登録され、その後、2000年の第1回「近畿の駅百選」に選ばれた。

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同駅は現在、南海本線(堺市)連続立体交差事業に伴い、2016年1月から仮駅舎に切り替えている。
2017年11・12月に旧駅舎の曳家(ひきや)工事を実施し、現在の場所に移設した。
なお、4月15日10時からは、テープカットなどのオープニングセレモニーを実施する。

浜寺公園駅旧駅舎活用の開始日は2018年4月15日。
場所は浜寺公園駅前(大阪府堺市西区浜寺公園町二丁232番地)。
営業時間は10時~17時(火曜日休業、祝日は営業)。
営業内容は絵画や手芸品などを展示するギャラリー、お茶や読書を楽しめるカフェ・ライブラリー、イベントホールなど。
運営は特定非営利活動法人浜寺公園駅舎保存活用の会。