【ニュース】 ジョイポート南淡路、鳴門海峡のうずしおの「春の大潮」を迎える3月17日~4月8日の期間、全国の小学生以下の子供を無料で招待 兵庫県南あわじ市

2018.02.15
福良(ふくら)港(兵庫県南あわじ市)発着のうずしおクルーズを運営するジョイポート南淡路株式会社(兵庫県南あわじ市、鎌田勝義代表)は、世界的にも稀有な自然現象「鳴門海峡のうずしお」が、年間を通じて最も迫力を増す時期「春の大潮」を迎える3月17日~4月8日の期間、全国の小学生以下の子供を無料で招待する。

鳴門海峡の渦潮は、大阪湾側から進んだ潮波が鳴門海峡に達し満潮になったとき、鳴門海峡方面へ進んだ潮は満潮を過ぎ干潮となることから発生するもの。
この時、播磨灘側(満潮)と紀伊水道側(干潮)で海面の落差(段差)が生じ、海面の高い播磨灘から海面の低い紀伊水道へ一気に海水が流れ込み、海底の地形などの条件が揃って「うず潮」が発生する。
海面の落差は、大潮の時では約2mにも達するという。
鳴門海峡のうず潮は、潮流時速20km・渦の大きさが30mに達することから、「世界一のうず潮」と言われている。

20180215ジョイポート南淡路

小学生無料招待の実施期間は3月17日~4月8日。
うずしおクルーズ乗船券売場で、小学生以下の子供の人数を告げたうえで乗船。
安全上の理由から要保護者同伴。

様々な条件が重なって自然が創り出す奇跡の自然現象「渦潮」を、この機会に多くの子供たちに体感してもらい、自然の素晴らしさや迫力、船旅や海の魅力などを知ってもらいたいという。

なお兵庫県と徳島県は、世界自然遺産登録を目指し、合同で「兵庫・徳島『鳴門の渦潮』世界遺産登録推進協議会」を発足させているほか、民間団体「うず潮を世界遺産にする淡路島民の会」が海岸の清掃活動やマラソン大会での啓蒙活動などを行っている。