【ニュース】 神奈川県住宅供給公社、相武台団地で初の2戸1住宅化リノベーション、事業者をプロポーザルで公募 神奈川県相模原市

2018.02.02
神奈川県住宅供給公社(横浜市中区、猪股篤雄理事長)は2月1日、相武台団地(相模原市南区)で、隣接する2戸を1住宅化した「新たな住まい(住まい方)」の公募を開始した。
パートナーとなる事業者をプロポーザルで公募選定する。

同取組みは、空家状態が長期化した上層階を活用し、若年層の流入を図るのが目的。
将来的には、同様の課題に直面する同公社一般賃貸住宅約1万
4,000戸の7割を占める高経年団地を利活用していくための一施策として、他団地・他地域への水平展開も視野に入れているという。

同公社が開発した同団地では、団地内商店街の活性化プロジェクト「グリーンラウンジ・プロジェクト」を既に実施済みで、約2年前には5区画あった個人用店舗の空きもすでに2区画まで減少。
商店街の活性化については一定の成果を上げてきたという。
また、同団地内には、訪問診療や訪問介護等の機能を併設したサービス付き高齢者向け住宅「コンチェラート相武台」を建設、地域の高齢化に対応している。

公募する事業名称は「相武台団地 上層階住戸リノベーション事業」。
募集方式は条件付一般公募による提案・審査方式。
対象住戸は2ユニット(4戸分)。 
戸当たり専有面積は35.59㎡(1ユニット71.18㎡)。
業務内容は、企画・設計業務、施工業務、入居者あっせん業務。