【ニュース】 養老線沿線の7市町など、同線の事業形態変更を記念し、沿線7市町の特徴を形取った特別駅名標を主要7駅に設置 三重県桑名市

2018.01.11
養老線沿線の7市町(岐阜県大垣市・海津市・養老町・神戸町・池田町・揖斐川町・三重県桑名市)は1月1日、同線の事業形態変更を記念し、沿線7市町の特徴を形取ったデザインの特別駅名標を主要7駅(大垣駅・揖斐駅・池野駅・広神戸駅・養老駅・駒野駅・多度駅)に設置した。

桑名駅(三重県桑名市)と揖斐駅(岐阜県揖斐川町)を結ぶ養老線は、1月1日から養老鉄道株式会社(岐阜県大垣市、都司尚社長)が第二種鉄道事業者に、一般社団法人養老線管理機構(岐阜県大垣市、代表理事:広瀬幹雄大垣市副市長)が第三種鉄道事業者となる事業形態に変更。
養老線管理機構が線路等を保有し、養老鉄道が運行を行う形となっている。

20180111養老鉄道

特別駅名標は、地域住民に親しみを感じてもらい、観光客には記念撮影などを楽しんでもらおうというもの。
何れもご当地にちなんだデザインで、駅ホーム内の駅名標の横に各1市町1枚を設置した。

このうち、桑名市の「多度駅」は、毎年5月に開催される「上げ馬神事」などで有名な多度大社が至近にあることから、特別駅名標は馬にちなんだデザイン(写真)としている。
通常の駅名標の形状は四角形だが、今回のような特殊な形状をした駅名標は、全国的にも殆ど例が無いという。

なお、特別名標の設置以外の記念事業では、記念乗車券の発売やスタンプラリーの実施などのほか、沿線7市町に在住する小学校1年生を対象に、同線が乗り放題となる年間無料パスの配布も行うとしている。