【ニュース】 WHGホテルズ、「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」でAIを活用した多言語の問い合わせシステム「チャットボット」を本格導入 東京都文京区

2017.12.05
藤田観光株式会社WHG事業グループ(東京都文京区、北原昭最高業務執行責任者)は、tripla(トリプラ)社のAIを活用した多言語の問い合わせシステム「チャットボット」を本格導入する。

「チャットボット」は、人工知能を活用した自動会話プログラム。
問い合せに対し、AIからの即時回答と、内容によってオペレーターによる回答を行う。

同社では、外国語のホテル公式ホームページ上にチャット機能が搭載された問合せフォームを設置、既に一部のホテルグレイスリーで先行導入しており、AIの即時回答は24時間対応可能としている。
海外から多くの問い合わせがあり、「旅マエ」からのコミュニケーションをスピーディーに行うことで疑問を解消できることから、好評を得ているという。

同社は、WHGホテルズ(ダブリュー・エイチ・ジーホテルズ)として「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」ブランドの宿泊主体型ホテルを全国で35ホテル展開。

今回の同システム導入は、年々増加する訪日外国人の宿泊客に対応するもので、問い合わせの自動化により、業務効率化を図ることで従来メールでの対応に使用していた時間を宿泊客へのサービスに注力できるとしている。

先行導入ホテルは、ホテルグレイスリー銀座、ホテルグレイスリー那覇、ホテルグレイスリー札幌、ホテルグレイスリー新宿、新宿ワシントンホテル(本館・新館)。
12月4日からは、ホテルグレイスリー田町、ホテルグレイスリー京都三条でも導入している。