【ニュース】 福山市、鞆町伝統的建造物群保存地区8.6haが重要伝統的建造物群保存地区に選定 広島県福山市

2017.11.29
福山市は11月28日、広島県福山市鞆町の約8.6haが、文部科学大臣より国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたと発表した。

同地区は今回、杵築市北台南台伝統的建造物群保存地区(大分県杵築市)と共に選定。
これにより、重要伝統的建造物群保存地区は全国で117地区となる。

福山市鞆町伝統的建造物群保存地区は、中世の骨格を引き継ぎながら江戸中期までに整えられた地割。
江戸時代からの伝統的な町家や寺社、石垣等の石造物、港湾施設などが一体となって立地する良好に残る瀬戸内の港町としての歴史的風致が高く評価されたという。

広島県内では、竹原市竹原地区(昭和57年12月選定)、呉市豊町御手洗(平成6年7月選定)に続いて3地区目の選定となる。