【ニュース】 まちづくり立川、立川駅徒歩8分のビル内に都内最大級のファブスペースを開設、2018年2月にオープン予定 東京都立川市

2017.11.16
立川駅南口の有志商業者6名が設立した株式会社まちづくり立川(東京都立川市、岩下光明社長)は、JR「立川」駅より徒歩8分のビル内にファブスペース「Tschool(ツクール)」を開設する。
2018年2月のオープンに向け、このほど工事に着手した。

同施設1階には、3Dプリンター・レーザーカッター・塗装用エアーコンプレッサーなどを完備。
試作や小ロット生産から塗装、梱包まで可能なファブスペースとしては、都内でも最大級の規模となる。
施設2階には、貸出ブースやコワーキングスペースを設置し、ものづくり型創業支援を行う予定。
20171116まちづくり立川

2階の事務空間には、11のブースと約60㎡のコワーキングスペースを設置、24時間365日利用可能で法人の登記も可能。
同社のネットワークを利用し、多摩産材の活用や、地域の企業、学校などとの連携にも取り組む。

また、同社の経営相談スタッフが創業支援を行うほか、東京都中小企業振興公社多摩支社で行う多摩ものづくり創業支援事業をはじめ、日本政策金融公庫、多摩信用金庫といった金融機関とも連携し、利用者の起業を支援するという。
技術面でのサポートは、国立市のシェア工房「Chika-ba」の利用者支援で実績のあるアトムガレージが担当する。

ファブスペース「Tschool(ツクール)」の所在地は東京都立川市柴崎町2丁目7番地9号 岩下ビル(3階建て)の1階・2階。
フロア面積は約250㎡(1階工務空間は約110㎡、2階事務空間は約140㎡)。