【ニュース】 温知会と温知福祉会、施設内を「汽車」が走る複合施設「ヒルズ天生」を竣工、医療介護施設と地域のコミュニティを融合 福島県会津若松市

2017.11.16
一般財団法人温知会(福島県会津若松市、南嘉輝理事長)と社会福祉法人温知福祉会(福島県会津若松市、村松稔理事長)は、医療介護施設と地域のコミュニティを融合した複合施設「ヒルズ天生」(福島県会津若松市)を竣工、11月19日より一般内覧会を実施する。
施設のグラウンドオープンは11月21日(カフェ、スーパーは12月1日)。

同施設は、医療介護施設としては全国的にも大規模な施設。
施設内では、2両編成の「汽車」を走らせると共に、入浴・リハビリ・給食・事務部門など、共通する部門については共有化を図った。
また、居住環境を優先的に考え、地域住民から要望のあったスーパーやカフェなど、地域とのコミュニティスペースも設置、地域住民と施設入所者が自然と触れ合える環境を整備したという。
20171116温知会

「ヒルズ天生」の中心となる構成施設は、介護療養型老人保健施設「天生」(174床、温知会)、特別養護老人ホーム「天生」(150床、温知福祉会)、ヒルズマーケット(スーパーマーケット)、「Cafe カローテ」(カフェ)の4つ。

主な設備には、機関車・ヘリポート・多目的広場・大会議室・リハビリテーション室・打ち合わせ室・機能訓練室・大浴室・診察室・面談室・各居室・移乗ロボット・生体情報システムなどがある。

また、医療・介護の現場で真に役に立つロボットの開発を目指し、温知会関連の株式会社アイザックが医療・介護用ロボットをはじめとする医療介護システムの開発に取り組む。
入所者の身体の異常を知らせるサインを各種センサで察知し、速やかに対応できる緊急通報システムや移乗ロボットを導入し、開発を進めるという。

「ヒルズ天生」の所在地は福島県会津若松市一箕町松長6丁目
12-1。
総費用は約80億円。
敷地面積は6万5,991.05㎡、建物延床面積は2万2,646.13㎡。
一般内覧会の開催日時は11月19日の10時30分~15時00分(予約不要)。