【ニュース】 ベスメモ、サイクリングの聖地「しまなみ海道」界隈で、挙式と様々な祝福体験がセットとなったリゾートウェディング「しまなみ婚」を開始 広島県尾道市

2017.10.26
ウェディングプロデュース会社の株式会社ベスメモ(大阪市北区、三好光太郎代表)は2017年10月より、サイクリングの聖地として世界的に注目を集めているしまなみ海道界隈で、挙式と様々な祝福体験がセットとなったリゾートウェディング「しまなみ婚」を開始した。

同商品は、しまなみ海道をサイクリングで巡る新郎新婦に向け、カップルの聖地・千光寺公園(広島県尾道市)ではハート型南京錠を、瀬戸田町サンセットビーチ(広島県尾道市)では希少なハート型レモンのレモンスカッシュを進呈。
さらに、自転車神社として知られている大山神社(広島県尾道市)では宮司より人生に役立つ話と特製お守りを進呈、ドルフィンファームしまなみ(愛媛県今治市)ではイルカから祝福のKISS、ビーチでのビールかけなど、多様な祝福イベントを盛り込んだという。
20171026しまなみ婚

同社によると、結婚式を行わない「ナシ婚」が3割を超える中、リゾートウェディングはハワイが年間約5万組、沖縄が年間約1万
2,000組と堅調に推移しているという(2016年の全体の婚姻数は約62万組)。

こうした中、しまなみ婚は、祝福体験プレゼントなどのユニークな内容に加え、料金面でも「競争力」があるとしている。
新郎新婦の負担は、ハワイが平均190万円程度、沖縄が平均135万円程度となっているのに対し、しまなみ婚は90万円程度(挙式・交通費・宿泊費・食費など含めた費用総額)。

一方、広島県と愛媛県は、主力産業の製造業が海外移転や衰退する中、観光での経済活性化を狙い、しまなみ海道を「サイクリストの聖地」として確立する事に成功しているが、宿泊日数が少ないなど、消費金額の低さが課題となっていた。
「しまなみ婚」は、宿泊日数が多く消費金額が高いため、観光事業でも地方創生に寄与できるとしている。

しまなみ婚のサービス開始は10月1日。
料金は25万円~(税別、会場や日程により異なる)。
2018年は300組、2028年には3,000組の受注を目指す。