【ニュース】 H.I.S.ホテルホールディングス、「変なホテル」の出店を加速、「西葛西」を皮切りに、2019年3月までに東京・大阪・京都・福岡で計10軒 東京都江戸川区

2017.10.17
株式会社エイチ・アイ・エス(東京都新宿区、澤田秀雄会長兼社長)は10月16日、同社グループのH.I.S.ホテルホールディングス株式会社(東京都新宿区、平林朗社長)が展開する「変なホテル」について、今後の開業計画を発表した。

「変なホテル」は、2015年3月にハウステンボス(長崎県佐世保市)で1号棟がオープンし、2017年3月には舞浜(千葉県浦安市)、同年8月にはラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)で順次開業。
最新技術のロボットやシステムを活用することで、生産性を向上させた世界一のローコストホテル(LCH)の実現を目指している。

今回発表した計画は、東京都内をはじめ、大阪・京都・福岡など日本各都市に、訪日旅行者を含むレジャー層をターゲットとした都市宿泊型ホテルを、2017年12月の西葛西オープンを皮切りに計10軒開業するというもの。
これにより、計画ホテルを含めると、H.I.S.グループが所有または運営するホテルは、国内外で計40軒、約5,300室規模となる。

今回発表した都市部のホテルについては、海外からの訪日旅行者を含むレジャー観光客層をコアターゲットとし、宿泊特化型に多い1名1室利用の客室比率を下げ、2名以上で1室利用が可能な客室を増やすという。
客室規模は各ホテル約100~200室前後が中心。

また、訪日旅行者に利便性の高いhandy Japan社の「handy」や、Google社の「Chromecast」、LGエレクトロニクス社の
「49インチ液晶4Kテレビ」などを揃えるなど、最新の設備を導入。
利用者数が多く見込まれるビジネス出張者向けにも、LGエレクトロニクス社の「LGスタイラー」を導入することで、リピーターの獲得にも注力する。

従来のエンタテインメント性の高い「ロボット」に加え、先進的で機能的な設備を掛け合わせることで、今まで以上に進化したホテルを目指す。

訪日旅行者の予約チャネルとしては、オンラインからの予約だけではなく、H.I.S.グループの海外拠点(68か国・272拠点、2017年10月時点)からの日本への送客力を活用。
今後はアクティビティ関連商品などの販売もホテルを拠点に行うなど、グループの強みを活かすという。

オープン予定のホテルは、「変なホテル東京 西葛西」(東京都江戸川区、2017年12月15日開業予定)、「変なホテル東京 銀座」(東京都中央区、2018年2月1日開業予定)、「変なホテル東京 浜松町」(東京都港区、2018年4月開業予定)、「変なホテル東京 浅草橋」(東京都台東区、2018年7月開業予定)、「変なホテル東京 赤坂」(東京都港区、2018年7月開業予定)「変なホテル東京 羽田」(東京都大田区、2018年9月開業予定)、「変なホテル福岡 博多(仮)」(福岡市博多区、2018年2月開業予定)、「変なホテル大阪 心斎橋北(仮)」(大阪市中央区、2018年12月開業予定)、「変なホテル大阪 心斎橋(仮)」(大阪市中央区、2018年12月開業予定)、「変なホテル京都(仮)」(京都府、2019年3月開業予定)。