【ニュース】 一本松海運、江戸時代に大坂と京都を繋いだ船旅「淀川三十石船」を再現した「蘇れ!!淀川の舟運」を9月24日より運航開始 大阪府大阪市

2017.09.20
大阪市内の河川でクルーズ運航を手掛ける一本松海運株式会社(大阪市北区、一本松榮社長)は、江戸時代の「淀川三十石船」の航路を再現したクルーズ「蘇れ!!淀川の舟運」の運航を9月24日より開始する。

「蘇れ!!淀川の舟運」は、江戸時代に大坂・八軒家浜(はちけんやはま)~京都・伏見を繋いだ「淀川三十石船」を再現したクルーズプラン。
江戸時代に大坂と京都を繋いだ船旅「淀川三十石船」を再現した同クルーズでは、枚方~八軒家浜間の全長16.1キロの川から眺める淀川歴史旅を10月9日までの期間運航する。

八軒家浜は、江戸時代に主要な港として栄え、人や物を運ぶ「三十石船」が多く運航していた場所。
文明の進歩とともに、船を利用した航路は一度姿を消している。
20170920一本松海運

同クルーズでは、淀川の歴史についての解説や、当時歌われていた「三十石船唄」も披露。
コースには「市立枚方宿鍵屋資料館」の見学も含まれており、当時の賑やかな舟運の雰囲気を楽しむと同時に、「淀川三十石船」の中継港として栄えた枚方宿の歴史を体験することもできるという。

見どころは、新旧淀川の水位差を調節して船の航行を助ける「毛馬閘門」。
パナマ運河の閘門と同じ仕掛けで、淀川水系では唯一現役稼働をしている閘門となっており、毛馬閘門の通過は他では体験しがたいひとつのハイライトだとしている。

「蘇れ!!淀川の舟運」の運航日は2017年9月24日・25日・27日・28日・29日・30日、10月2日・4日・5日・7日・9日の全11日。
料金は上りコースがおとな(中学生以上)6,500円・こども(小学生)4,200円、下りコースがおとな(中学生以上)4,500円・こども(小学生)2,200円、鍵屋資料館入館付き。
定員は45名、予約制。