2017.09.15
フージャースグループは9月14日、滋賀県大津市における「東部学校給食共同調理場整備・運営事業」の事業者に決定したと発表した。

同事業は、既存の東部学校給食共同調理場を、PFI法に基づき、同市が掲げる食育推進の取り組みである「食べつなぐ～健康（げんき）、環境（たのしく）、伝統（おいしく）～」の実現に向けて実施するもの。
同社グループでは、PFIのマネジメントを専業とする株式会社アイ・イー・エー（東京都千代田区、伊藤晴康社長）を中心に全国でPFI事業に取り組んでおり、今回の同事業落札はフージャースグループとして3件目となる。

同社グループは、給食は子どもの発育の基本となり、学習の質を高めるための重要な役割を担っていると考え、「安定した運営」「魅力ある給食」「地域密着・地域貢献」の3つの運営コンセプトを掲げ、 調理・配送などの作業員と食材の動線を明確化。
動線交錯のない衛生的な作業環境を整備するだけでなく、最新型調理機器の採用により、給食のバリエーションを確保し、給食の満足度を高める提案を行った。

開業後は、事業の統括管理を株式会社フージャースホールディングスが担当するとともに、フージャースホールディングスからの業務委託により、事業のマネジメントを株式会社アイ・イー・エーが担当する。

「大津市東部学校給食共同調理整備・運営事業」の所在地は滋賀県大津市栗林町30番他。
敷地面積は約1万3,000㎡。
開業日は2020年1月、管理・運営期間は2020年1月～2034年12月（15年間）。
実施体制は、構成員の代表企業が株式会社フージャースホールディングス、設計監理が株式会社石本建築事務所、建設が西村建設株式会社・株式会社笹川組、維持管理がビル管財株式会社、運営が株式会社メフォス、調理機器が株式会社中西製作所。
構成員からの業務委託・マネジメントは株式会社アイ・イー・エー。