【ニュース】 百戦錬磨、JTBと資本・業務提携、古民家・空き家等の遊休資産を宿泊サービス提供施設として活用する民泊サービス事業に向けた広範な提携で合意 宮城県仙台市

2017.09.12
株式会社百戦錬磨(仙台市青葉区、上山康博社長)と株式会社ジェイティービー(東京都品川区、髙橋広行社長)は9月11日、古民家・空き家等の遊休資産を宿泊サービス提供施設として活用する民泊サービス事業に向けた広範な提携で合意、JTBによる百戦錬磨への資本参加と、両者間での包括的業務提携を締結したと発表した。

百戦錬磨は2012年の創業当時より、シェアリングエコノミーという世界的な新たな経済の流れの中で、日本の成長戦略における民泊や農泊が果たす役割に着眼、合法的な民泊事業を推進してきた。
今回の提携では、百戦錬磨が公認民泊の普及促進・運営・開発で培ってきたノウハウや経験と、JTBの持つ地域交流事業を通じて培った観光振興に関するノウハウや法人客・個人客への営業ネットワークなどを活用。
両社共通の目的である「遊休資産」×「民泊」による地域活性化を目的に、お互いの強みを活かしながら協業するとしている。

両社は今後、民泊の活用による地域活性化や空き家・古民家等の遊休資産の宿泊施設としての利活用に関する自治体等への地域開発コンサルティング、民泊サービス提供事業者の人財育成と施設運営サポート、民泊サービスの販売支援とプロモーション支援、イベント民泊の推進などを行う予定。

まずは9月12日より、JTBグループが提供する訪日外国人旅行者向け予約サイト「JAPANiCAN.com」と、百戦錬磨が提供する公認民泊予約サイト「STAY JAPAN」とが連携、JAPANiCANサイト内でのアフィリエイト販売を開始する。
増加するインバウンド宿泊需要に対して日本での民泊情報等を紹介することで、訪日外国人旅行者の誘客を図り、交流を促進していくという。