【ニュース】 「工芸都市 高岡、秋のものづくり絵巻 2017」が9月22日に開幕、高岡の4大クラフトイベントを中心街一帯で同時開催 富山県高岡市

2017.09.07
高岡市では、9月22日~24日の3日間(一部イベントは26日まで)、高岡市中心街一帯で、高岡の4大クラフトイベントを同時開催する「工芸都市 高岡、秋のものづくり絵巻 2017」が開催される。

高岡のものづくりは、約400年前、加賀前田家2代当主・前田利長が城下の繁栄を図るため、7人の鋳物師を金屋町(高岡鋳物発祥の地)に住まわせたことに始まる。
以降、高岡の鋳物産業は大きく発展、伝統が継承され、現在は鋳造技術に革新的なアイデアやデザイン性を加えた新しいクラフトカルチャーが誕生しているという。
これを背景に、同市では毎年秋、数多くのクラフトイベントが開催されている。
昨年は、3大クラフトイベントが同時開催され、話題を集めた。

今年は、「工芸都市 高岡、秋のものづくり絵巻2017」と題し、更にスケールアップし、4大クラフトイベントを同時開催する。
昨年同時開催した、地元や全国の作家から様々なジャンルの作品を集めて展示販売する「工芸都市高岡 2017 クラフト展」、地元や全国の作家・職人のものづくりを「観る」「買う」「体験する」「食べる」ことができる「高岡クラフト市場街」、「さまのこ」と呼ばれる千本格子と石畳が美しい金屋町の家並みを美術館とし工芸作品の展示やお茶会等を行う「金屋町楽市 in さまのこ」に加え、今年は、伝統ある高岡銅器32社の工場が集まる銅器団地で鋳造から仕上げまで歩いて回って見学できる「銅器団地オープンファクトリー」も同時開催。
開催期間中は、高岡市中心街のいたるところでクラフト・エンターテイメントの世界を楽しめるという。

「工芸都市高岡 2017 クラフト展」の開催日時は9月22日~26日の10時~18時(最終日は17時迄)。
会場は大和高岡店4階催事場。
主催は工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会。

「高岡クラフト市場街」の開催日は9月22日~24日。
会場は山町筋を中心とした高岡駅とその周辺、御旅屋町通りなど。
主催は高岡クラフト市場街実行委員会。

「高岡銅器団地オープンファクトリー」の開催日時は9月22日~
23日の10時~17時。
会場は戸出銅器団地エリア。
主催は高岡銅器団地協同組合。

「金屋町楽市 in さまのこ」の開催日時は9月23日~24日の10時~17時。
会場は金屋町石畳通り周辺。
主催は金屋町楽市実行委員会(高岡市商業雇用課内)。