【ニュース】 加賀市、2023年の北陸新幹線延伸に向け、同市加賀温泉駅への新駅誘致プロジェクトを発足、「自虐的」なプロジェクトムービーを公開 石川県加賀市

2017.08.29
加賀市(宮元陸市長)は、2023年に控える北陸新幹線の延伸に伴い、同市加賀温泉駅への新駅誘致を図るため、加賀市新幹線対策室を設置、市役所・市民が一丸となって取り組む新幹線誘致プロジェクト「東京2023加賀」を発足した。
プロジェクトの発足に伴い、8月28日、新幹線対策室を舞台にしたプロジェクトムービー「加賀市新幹線対策室 Season1」をWEBサイトで公開した。

2015年3月に東京~金沢を結ぶ形で開通した北陸新幹線は、2046年の全線開業(東京~北陸~大阪)に先立ち、2023年に現在の発着点金沢駅から福井県敦賀駅までの延伸を予定している。
延伸区間の中間停車駅の候補となっている同駅への新幹線誘致は、新幹線構想の発足以来、同市にとって悲願とも言えるもの。
先行して北陸新幹線開通の栄誉を勝ち取った県庁所在地・金沢市の発展を横目に、市役所職員・市民は「次こそは」と思いを募らせているという。
20170829加賀市

8月28日に公開したドラマ仕立てのプロジェクトムービー「加賀市新幹線対策室 Season1」全4篇は、同市新幹線対策室を舞台に、熱血室長「加賀停太郎」をリーダーとした所属メンバー一同が、新幹線停車駅誘致に全力を尽くすというストーリー。
ドキュメンタリータッチのドラマムービーで、撮影には、加賀市のPRユニットLADY KAGA(レディー・カガ)や加賀市役所の職員、加賀市民ら総勢約50名がキャストとして参加した。
随所に先行して新幹線が開通し、観光都市として大きな発展を遂げる金沢への羨望と嫉妬心、そして何としても「加賀温泉駅に北陸新幹線を」という市民の熱く、切実な思いが込められているという。

「東京2023加賀」というプロジェクト名は、新幹線の開業予定年である2023年に東京と加賀が北陸新幹線で繋がるという願いを込めて名付けられた。
石川県内で先行して新幹線が開通している金沢市への敬意を込めつつ、「金沢みたいになりたい」をサブコンセプトとして設定。
観光都市として大きな発展を遂げる金沢市に続くべく、加賀市ならではの魅力を訴求していきたいとしている。

また、伝統工芸品の九谷焼でSTOPロゴを制作したほか、8月28日には、加賀市に新幹線が停車することを「祈念」するイベント「加賀温泉駅 北陸新幹線開通祈念式」を開催した。

宮本陸加賀市長は「本来、加賀市は非常に魅力的な地域ではあるが、動画では少し自虐的に表現した。金沢市への十分な敬意に加え、少しの羨ましさ、対抗心も込められている。」とコメントしている。