【ニュース】 森トラスト、長崎市南山手町で歴史的建造物の土地建物を取得、インターナショナルラグジュアリーホテルの開業を目指す 長崎県長崎市

2017.08.01
森トラスト株式会社(東京都港区、伊達美和子社長)は、7月21日付で、長崎市南山手町の土地・建物(通称:マリア園)取得に係る売買契約を締結したと発表した。
今後は、歴史的価値のある建造物の保存・活用を通じ、インターナショナルラグジュアリーホテルの開業を目指し、同社としては初となる九州での事業展開を推進する。

同物件は、長崎港を臨む高台に位置し、幕末・明治期に外国人居留地として諸外国の領事館や住宅が軒を並べた異国情緒溢れる南山手地区の南端に立地する。
1898年に建設された建物は、近隣の重要文化財「旧グラバー住宅」、国宝「大浦天主堂」などとともに、国選定重要伝統的建造物群保存地区の伝統的建造物に特定されている。
20170901森トラスト

長崎市内でも希少な赤煉瓦造りの建物は、ロマネスク様式の装飾が施され、アーチ型の窓や白い鎧戸、高さ約10mのこうもり天井とステンドグラスに囲まれた聖堂などが特徴。
明治時代に来日したフランス人修道士セネンツの設計による、その美しい建築様式は、南山手地区を代表する建物の一つとなっている。

長崎市は、2015年にユネスコの世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に続き、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」でも新たに登録を目指すなど、伝統的建造物の保存を積極的に進めてきた。
また近年は、長崎港への大型クルーズ客船の入港が活発化するなど、国内外からの観光客数や観光消費額が過去最高を記録。
さらに九州新幹線の長崎駅までの延伸(2022年暫定開業)も予定されており、ラグジュアリーホテルの誘致も求められているという。

同社は、同物件で同市が誇る歴史的価値のある建造物を次世代へ継承したラグジュアリーホテルを整備、広く世界にその魅力を発信するとしている。

物件所在地は長崎県長崎市南山手町12-17。
敷地面積は4,826.00㎡、延床面積は3,266.32㎡。
階数は地上3階・地下1階。