【ニュース】 西日本鉄道、今年も地域循環型プロジェクト商品「太宰府梅サイダー」を発売、沿線の活性化・魅力向上を目指した「縁線プロジェクト」の一環 福岡県太宰府市

2017.07.26
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富 純男社長)は今年も7月25日より、地域循環型プロジェクト商品「太宰府梅サイダー」の発売を開始した。
沿線の活性化・魅力向上を目指した「縁線(えんせん)プロジェクト」の一環。

同商品の発売は昨年に続き2度目となるもの。
国の特別史跡に指定されている大宰府跡の貴重な梅を、福岡県立福岡農業高等学校(福岡県太宰府市、泊義隆学校長)の生徒が収穫し、加工したシロップをもとに製造している。
昨年は2度の製造を経て3万4,000本を完売し、昨年分の梅で作られたサイダーの販売を終了した。

同商品の売上の一部は、大宰府跡の維持・保全・管理に役立ててもらうため、太宰府市へ寄付する。
なお、今年は8月4日に太宰府市役所で完成報告会および寄付寄贈式を行う。

製作に携わった同高校では、毎年3年生10人程度の梅班の生徒がシロップをはじめとした梅の加工に取り組んでおり、今年は新たに梅班に加入した8人の生徒が作った。

同社では、同取り組みを通して次世代の農産業の担い手となる生徒などと協働することで、将来的には農産業の活性化につながっていくことを期待するとともに、今後も沿線活性化に向けた様々な施策・サービスの提供に努めていくとしている。

「太宰府梅サイダー」の発売日は平成29年7月25日。
価格は1本(200ml)250円(税込み)。
製造本数は約1万5,000本。
原料は梅シロップ(製造:福岡農業高等学校、太宰府市産梅使用)。
特徴は、梅と氷糖だけを使ったシンプルな製法で作られたシロップの味を活かした、すっきりとした味わい。
販売場所は太宰府天満宮参道店舗(一部)・にしてつストアレガネット太宰府店ほか。
企画・販売は西日本鉄道株式会社ブランド委員会縁線プロジェクト、協力は福岡県立福岡農業高等学校、製造は株式会社友桝飲料(佐賀県小城市、友田諭社長)。