2017.07.24
株式会社近鉄リテーリング（大阪市天王寺区、中井潔社長）は、同社が企画し、酒蔵・株式会社伊勢萬（三重県伊勢市、浜田吉司社長）と共同開発した「奥伊勢ゆずハイボール」を7月27日より数量限定で販売する。
三重大学大学院地域イノベーション学研究科による産学官協働ゆずプロジェクトの一環。

近鉄リテーリングでは、地域の特色を備えた独創的な新商品の展開を目的とした地域商品ブランド「irodori kintetsu（いろどり・きんてつ）」を平成28年6月に立ち上げ、近鉄沿線地域の魅力を発信する商品の開発とブランド化を推進している。
今回共同開発した同商品は、奥伊勢にある日本一の清流「宮川」が流れる大台町産の香り豊かなゆず果汁を使用したもの。
日本酒ベースで仕立てたスッキリ、爽やかな味わいが特徴だという。


三重大学大学院地域イノベーション学研究科による産学官協働ゆずプロジェクトは、三重県南部地域の企業・農家等と連携して1万本を目標にゆずの木を植えている活動を通じ、地域内連携の新しい考え方・仕組みを作ることを目的としたプロジェクト。
現在、同活動も含めた大台町での活動が発展し、一般社団法人奥伊勢バイオサイエンスセンターに繋がっているという。

「奥伊勢ゆずハイボール」の種類はリキュール（発泡性）。
内容量は250ml。
製造者は株式会社伊勢萬（三重県伊勢市）。
主な原材料は大台町産ゆず果汁。
販売予定数量は6,000本。
販売予定箇所は、観光特急「しまかぜ」車内、大阪府・三重県・愛知県の近鉄主要駅の駅ナカ店舗（ファミリーマート）。
販売価格は「しまかぜ」販売価格が550円（消費税込）、ファミリーマート店舗販売価格が490円（消費税込）。