【ニュース】 ベッセルホテル開発、NTT西日本が所有するNTT笹島ビル敷地の一部に最上位ブランドのホテル「ベッセルホテルカンパーナ名古屋(仮称)」を出店、2018年10月開業予定 愛知県名古屋市

2017.06.30
株式会社ベッセルホテル開発(広島県福山市、瀬尾吉郎社長)は、西日本電信電話株式会社東海事業本部(名古屋市中区、山本尚樹事業本部長)が所有するNTT笹島ビル敷地の一部(名古屋市中村区)に「ベッセルホテルカンパーナ名古屋(仮称)」を出店する。
開業は2018年10月の予定。

同ホテルは、株式会社NTT西日本アセット・プランニング(大阪市中央区、永見信之社長)がホテルを建築し、竣工後に株式会社ベッセルホテル開発が賃借してホテルを運営するもの。
客室をはじめとした館内では、NTT西日本の提供する様々なICTを活用、快適さや利便性を向上することで、他にはない「おもてなし」で宿泊者へ更なる満足体験を提供する。

NTT西日本では、保有不動産を重要な経営資源と捉え、成長戦略ビジネスの一つとして不動産賃貸ビジネスを推進しており、土地・建物の新しい貸付用途を創出する取り組みに力を入れているという。
20170630ベッセルホテル開発

今回の開発にあたっては、NTT西日本の保有不動産のうち、市場性の高いNTT笹島ビルの利用方法を検討した結果、通信機械の入っている建物を残置し、オフィスのみで構成する建物を撤去することで、敷地の一部を利活用する。
NTT西日本では、ビジネス展開の提案募集を実施、ベッセルホテル開発をパートナーとして選定した。

同ホテルは、複数の鉄道路線が乗り入れ、高速バスターミナルも隣接する「名古屋」駅桜通口より徒歩9分、地下鉄「名古屋」駅1番出入口より徒歩4分に位置。
閑静な通りに面し、徒歩圏内には飲食店も充実しており、交通アクセスに恵まれた立地は、観光・ビジネスの拠点として最適だとしている。

ターゲットは、家族連れやグループ旅行、国内外からの観光客のほか、ビジネスユースにも対応し、幅広い利用客を見込む。
あわせて18歳以下のこどもの添い寝を無料とし、家族旅行におすすめのホテルとする。

客室構成は、シングルルーム・ツインルームを主体に、3名利用に対応した客室も設置。

ホテル内設備は、2階に旅の疲れを癒してくれる宿泊者専用の大浴場を完備し、男性大浴場・女性大浴場に加え、各浴場にサウナも装備する。

なおベッセルホテル開発では現在、全国で18施設を運営しており、「ベッセルホテル」「ベッセルイン」「ベッセルホテルカンパーナ」のブランドを展開、「ベッセルホテルカンパーナ」は最上位ブランドとなる。
今回の同ホテルは、「ベッセルホテルカンパーナ」としては沖縄県北谷町、京都市に続く3軒目、ベッセルホテル開発による名古屋市のホテルとしては2018年11月開業予定の「ベッセルイン名古屋錦三丁目(仮称)」と合わせて2軒目の出店になるという。

「ベッセルホテルカンパーナ名古屋(仮称)」の所在地は名古屋市中村区名駅二丁目30番7号。
交通はJR「名古屋」駅桜通口より700m・徒歩約9分、地下鉄「名古屋」駅1番出入口より300m・徒歩約4分、中部国際空港セントレアまで49km・徒歩と電車で約40分(名鉄「名古屋」駅~「中部国際空港」駅)。
敷地面積は1,635.82㎡、延床面積は6,846.30㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上12階建て。
客室数は全233室。
客室料金は未定。
駐車場は28台。
施主は株式会社NTT西日本アセット・プランニング、運営は株式会社ベッセルホテル開発。
着工は2017年5月、竣工は2018年8月予定(仮竣工は2018年8月31日)。
開業予定日は2018年10月。