2017.06.01
近鉄不動産株式会社（大阪市天王寺区、赤坂秀則社長）は6月1日、これまでの「近鉄の空き家管理サービス」に加え、空地サポートなどの新たなサービスを拡充した「近鉄の空家・空地サポートサービス」を、奈良市の学園北・百楽園・西登美ヶ丘地区を対象に開始した。

近鉄沿線を中心に不動産事業を展開している同社では、長年にわたる宅地開発と住宅販売の経験を生かし、「住まいの専門家」としての目線を強みに、「空家・空地」のサポートを実施。
同サービスをもとに、同社が蓄積してきたリフォーム、売却・賃貸の仲介、空地の有効活用などに繋げたいとしている。

「近鉄の空地サポート」は、雑草の繁殖やゴミの不法投棄など、地域の美観・治安にも影響を及ぼす可能性もある空地の維持管理について、所有者の不安と負担を解消するのが目的。
また、駐車場などへの転用の相談も受け付け、同社がこれまで蓄積してきた資産活用のノウハウも活用してもらいたいという。

空地サポートの料金は月額2,000円（税抜）。
チェック項目は、雑草の状況確認、敷地周囲の側溝の確認、ゴミの不法投棄の有無、敷地周囲の庭木の越境、年1回の草刈り（60坪以上は別途見積）。

同社では今後、同サービス対象地域を「学園前エリア」全域に拡大していく予定。