【ニュース】 京都は資産、京都産の檜や杉をふんだんに使用しリノベーションした、一棟貸しの京町家の宿「祇園八坂ゲストハウスSAYA」をオープン 京都府京都市

2017.05.22
京都で不動産関連事業を手掛ける株式会社京都は資産(京都市中京区、増田隆代表)は5月22日、祇園町北側に「祇園八坂ゲストハウス
SAYA」(京都市東山区)をオープンした。
5月21日には、祇園八坂ゲストハウスSAYAの現地で、お披露目会を行っている。

同施設は京都産の檜や杉をふんだんに使用し、リノベーションをした宿。
宿を拠点に動けば、徒歩圏内で花見小路、八坂神社、知恩院、建仁寺、高台寺、清水寺などに行くことができる。
宿周辺には多くの飲食店などが立ち並んでいるほか、河原町や烏丸、錦通りも10分~15分以内の徒歩圏内。

同施設の元の建物は、明治時代に建てられた築100年を超える住宅。
傷んでいた構造体を補強し、現代の京町家としてリノベーションした。

リノベーションでは、下地材から京都産の木材を100%使用した。
床板・壁板・腰板の全てに無垢材(檜または杉)、塗壁には漆喰と珪藻土が主成分の天然塗壁材、塗料には天然素材(オスモカラー)を使用。
国内で5人しか作製できない伝統工芸士による極小組子細工を玄関横窓へ欄間の造作に使用したほか、断熱材は羊毛断熱材100%を使用。
また、最新の温熱住環境を提供するなど、他施設には存在しない工夫を凝らしたリノベーションを行った。

チェックインは、マルチリンガルガイドが担当する。
祇園散策ツアーがサービスで受けられる宿として、英語の堪能な京都ガイドが担当。
希望者には、祇園のプチ観光(約20分~30分)のガイドも行うという。
その他、お茶屋遊びのオプションサービスなども用意した。

祇園八坂ゲストハウスSAYAの所在地は京都市東山区祇園町北側
347-14、交通は阪急電車「河原町」駅よりタクシーで5分、徒歩で約15分。