【ニュース】 JR東日本グループ、「ホテルメッツ秋葉原(仮称)」を建設、2020年頃までに1万室超のホテルチェーンを目指す 東京都千代田区

2017.05.10
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、冨田哲郎社長)は、JR3路線の他、東京メトロ・都営地下鉄・つくばエクスプレスが乗り入れる秋葉原駅隣接地で「ホテルメッツ秋葉原(仮称)」(東京都千代田区)の建設に着手する。
開業予定時期は2019年秋。

JR東日本グループでは、「駅を中心とした魅力あるまちづくり」の一環として、駅周辺での生活サービス事業を展開してきた。
鉄道事業や地域との連携を引き続き強化し、出店エリアの拡大などを含めた積極的な開発を推進することで、2020年頃までに1万室超のホテルチェーンを目指す。

「ホテルメッツ秋葉原(仮称)」は、急増する訪日外国人旅行者にも人気の秋葉原の玄関口にふさわしい、利便性と快適性を備えたホテルだとしている。
20170510ホテルメッツ秋葉原

同ホテルでは、全客室に洗い場付きの浴室を導入し、旅行の疲れを癒す快適な客室空間を用意。
一部の客室には、線路を見渡せるビューバスや、長期滞在でも快適に過ごせるテラス(4室を予定)などを設置、利用客の多様なニーズに応えるという。

ホテルロビーには、ラウンジを併設し、客室以外でもくつろげる空間を用意。
低層階には、宿泊客以外も利用できる利便性の高い店舗を設けるとしている。

「ホテルメッツ秋葉原(仮称)」の所在地は東京都千代田区外神田1丁目17番地6号、交通は秋葉原駅電気街口より徒歩0分(隣接)。
敷地面積は約1,070㎡、延床面積は約6,600㎡。
建物は鉄骨造・地上9階建て。
用途はホテル、店舗(レストランなどを予定)。
客室数は、シングル(約17㎡)151室・ツイン(約23㎡)43室・ダブル
(約21㎡)2室の計196室(予定)。
工期は2017年5月頃~2019年秋(予定)。
開業時期は2019年秋(予定)。
運営会社は日本ホテル株式会社。

同社グループでは今後、同社エリア内に限らず積極的な新規展開を行い、現在の43ホテル(6,293室)から2020年頃までに約60ホテル
(1万室超)の展開を目指す。