【ニュース】 住友不動産、札幌駅前で分譲タワーマンションと高級賃貸マンションの2プロジェクトを同時始動、平成31年に竣工予定 北海道札幌市

2017.05.09
住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)は、分譲タワーマンション「シティタワー札幌」(札幌市中央区)と、高級賃貸マンションブランド「ラ・トゥール」シリーズでは東京以外で初案件となる「ラ・トゥール札幌伊藤ガーデン」(札幌市中央区)の計画を本格的に始動する。

シティタワー札幌が建設される土地「北4東1」は、碁盤の目のように整備された札幌の起点となった場所。
周辺には北海道庁などの公官庁街があり、開拓使入植以来、行政の中心がこの地であったことを示している。

一方、ラ・トゥール札幌伊藤ガーデンの敷地(北5西8)は、明治30年に民間に払い下げられ、明治40年に個人が取得し、以来100年以上に渡って個人住宅敷地として使用されてきた。
都心にありながら札幌の原風景を留めた貴重な自然環境を有する、希少な立地だという。
20170509住友不動産

札幌市では、今後の人口減少・高齢化を踏まえ、「都市計画マスタープラン」で「持続可能なコンパクトシティへの再構築」を都市づくりの理念に掲げている。
このうち都心部については、魅力と快適性を兼ね備えた生活環境と、国内外の企業が活発に事業を行うビジネス環境の整備を目指しているという。

今回始動した両物件は、JR「札幌」駅・地下鉄「さっぽろ」駅から至近にあり、ともに都心を「暮らしの場へと変える」プロジェクト。
高層分譲マンション「シティタワー札幌」は都心生活を望む人のライフスタイルに応える居住空間として、高級賃貸マンション「ラ・トゥール札幌伊藤ガーデン」は企業経営者・国内外企業の駐在員等のビジネスニーズに応える居住空間として、都心におけるコンパクトシティ化を後押しするという。

現在、札幌駅エリアでは北海道新幹線札幌延伸に向けて再開発が進行中で、北4東6周辺地区、北8西1地区、北3東11周辺地区などで高層マンションの建設が予定されており、職住近接の動きが加速している。
両物件はその先駆けとなるもので、「シティタワー札幌」は平成31年3月の竣工、「ラ・トゥール札幌伊藤ガーデン」は同年1月の竣工を目指す。

「シティタワー札幌」の所在地は札幌市中央区北4条東1丁目1-1(地
番)、交通は札幌市営地下鉄「さっぽろ」駅より徒歩3分・JR「札幌」駅より徒歩7分。
敷地面積は2,324.34㎡、延床面積は2万115.09㎡(容積対象面積
1万3,935.10㎡)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上31階地下1階塔屋2階。
総戸数は177戸(非分譲住戸1戸含む)。
間取りは2LDK~4LDK、専有面積は56.11~93.35㎡。
建物竣工は平成31年3月中旬予定。

「ラ・トゥール札幌伊藤ガーデン」の所在地は幌市中央区北5条西8丁目1-1他(地番)、交通はJR「札幌」駅より徒歩8分・札幌市営地下鉄「さっぽろ」駅より徒歩8分。
敷地面積は1万4,245.12㎡、延床面積は4万2,229.76㎡(容積対象面積2万8,489.44㎡)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上30階地下1階塔屋2階。
総戸数は337戸(非賃貸住戸1戸含む)。
間取りは2LDK~3LDK、専有面積は60.84~95.72㎡。
建物竣工は平成31年1月予定。