【ニュース】 別府市、100万再生で実現を公約した「湯~園地」計画を7月に「実現」、アトラクションの概要を発表、チケットも販売開始 大分県別府市

2017.04.13
人が入れる温泉で世界一の湧出量を誇る別府市は、2016年11月に
「遊べる温泉都市構想」の取り組み第1弾として公開した「湯~園地」計画公約ムービーの実現に向け、実施概要・完成予想図を発表した。

「湯~園地」計画は、温泉と遊園地を融合させ、温泉につかりながら楽しめるアミューズメント施設「湯~園地」を描き、YouTubeでの再生回数が100万回を達成した場合、実際に同市内で計画を実行するという、世界初の「再生数連動型公約ムービー」として、昨年11月21日に公開。
結果、予想を超える大きな反響があり、公開4日目で100万再生を達成、現在では300万再生を突破している。

100万再生達成以降、同市では計画の実現に向けて特別チームを結成し、クラウドファンディング等を通じた支援募集やアトラクション計画の策定等を実施。
寄せられた支援金が3,000万円を突破したことを受け、正式に実施概要を決定、全8アトラクションの詳細と完成予想図を発表した。

同市では7月の開園に向け、4月12日より「湯~園地」の公式サイトを開設。
完成予想図やアトラクションの詳細等を紹介するとともに、「湯~園券」ならぬ「入園チケット」の発売を開始した。

「湯~園地」は7月29日~31日の3日間、公約ムービーの撮影場所でもある同市内の遊園地「ラクテンチ」で実行する。
実現内容の策定にあたっては、クラウドファンディングサイトCAMPFIRE等を通じて入園チケット等を特典とした支援者募集を行い、集まった支援金に基いてアトラクションの内容等を検討する方式を採用した。
2月10日~4月10日の2ヶ月間に同サイトを通じて集まった支援金は総額3,396万6,585円。
別府市に直接寄付金等も寄せられたという。

決定済の6アトラクションは、人気DJのTOWA TEIさんセレクトのBGMが園内に流れる「TOWA TEI SelectBGM」、更衣室からアトラクションをつなぐ長さ150mの「架け橋かけ湯」、周囲を囲んだバーから温泉が噴射する「温泉ミストアストロファイター」、全長100mのコースを温泉につかりながら滑る「温泉スライダー」、プールエリアに温泉を入れた大浴場「特製ブレンド温泉」、アトラクションにお湯を入れた「温泉メリーゴーランド」。
新規決定の2アトラクションは、特性温泉鉄砲を持って乗車しキッズエリアをクルージングする「湯~列車」、ラクテンチ内の名物・あひるの競争エリアを解放する「別府屈指の人工知能OU(オーユー)による、あひるの徒競走的中パフォーマンス」。

「湯~園地」の開演日は7月29日~31日。
開演場所は別府市「ラクテンチ」内(大分県別府市流川通り18丁目)。
入園料は8,000円~(大人1名、小学生以下1名)、入園券類総数は各日限定3,000名。