【ニュース】 広島県、県内の空き家情報を一つにまとめ空き家バンクウェブサイト「みんと。」を開設、活用事例紹介等のコンテンツを充実 広島県広島市

2017.03.29
広島県は3月28日、県内にある空き家の利活用を促進するため、県内各市町でこれまでに独自に発信していた空き家の情報をとりまとめ、分かりやすく発信するウェブサイト・ひろしま空き家バンク「みんと。」を開設した。
「みんと。」とは、広島弁で「~してみないと~」の意味。

同サイトでは、市町別、売買・賃貸の別、購入金額といった条件ごとに空き家を検索できる機能のほか、空き家の活用事例や、「囲炉裏付きの古民家」「面白い間取りの住宅」「きれいな夕日をみることのできる住宅」といった隠れた魅力をブログ形式で紹介するページ等を開設。
一般的な空き家バンクのウェブサイトでは入手できないようなコンテンツを充実させたという。

空き家物件検索では、市町から提供を受けた空き家物件情報を掲載。
検索項目は、「地域」「賃貸・売買の別」「価格帯」「海が近い」「島」「古民家」など。

活用事例では、移住者の「空き家」リノベーション事例、「空き家」となっている古民家を地域のコミュニティスペースに改修するプロジェクトなどの事例を紹介。

また、広島M不動産の古民家・珍しい間取りの住宅・きれいな夕日の見える住宅など、空き家の隠れた魅力を掘り起し、地域の人々などのインタビューも加えたブログ形式での物件紹介も掲載した。

同県では、高まりつつある地方移住の機運を取り込むため、引き続き、移住希望者のニーズに対応した情報発信を行っていくとしている。