【ニュース】 天塩町、地元の食材を使用して特産品を開発するプロジェクトで「お披露目・特別試食会」を3月22日に東京で開催 北海道天塩町

2017.03.16
北海道天塩町(てしおちょう)は、地元の食材を使用して特産品を開発する「天塩國(てしおのくに)眠れる食資源活用プロジェクト」で、「お披露目・特別試食会」を3月22日にイタリア文化会館(東京都千代田区)で開催する。

天塩町は、北海道最北部に位置し、稚内空港から南西に約1時間、酪農と漁業が主要産業の人口約3,200人の小さな町。
かつて江戸時代は北前船が寄港し、交易の要衝地として栄え、北海道の中核都市の一つだったが、現在は若者の流出と高齢化により人口減少が進行、産業の衰退が止まらない状況だという。

当日は、同町に江戸時代から伝わる「鮭の山漬け(やまづけ)」や、天塩産サフォーク種ラム肉、天塩しじみなどを使用し、シェフが開発した逸品を紹介。
また、地元漁師による鮭の山漬けの実演も行う。

あわせて当日は、昨年7月に自ら志願して首相官邸から同町に副町長として赴任した齊藤啓輔氏が、同プロジェクトや同町の地方創生ビジョンに関する発表を行う。
齊藤氏は、町内の酪農、漁業、民間、行政有志へ働きかけ、元外交官ならではの戦略立案スキルと素早いスピードでチーム作りに着手。
「天塩國眠れる食資源活用プロジェクト」の他にも、様々な行動を手掛けているという。