【ニュース】 三菱地所、「(仮称)西浅草三丁目ホテル計画」を着工、イシン・ホテルズ・グループへ賃貸し2018年秋に開業予定 東京都台東区

2017.03.02
三菱地所株式会社(東京都千代田区、杉山博孝社長)は3月1日、「(仮称)西浅草三丁目ホテル計画」(東京都台東区)を着工した。

同計画地は、浅草寺や東京スカイツリーなど、豊富な観光資源を背景に根強い観光需要のある浅草エリアにあり、南北のメインストリートとなっている国際通り沿いの立地で、視認性が高く、賑わいのあるエリア。
つくばエクスプレス「浅草」駅まで徒歩1分に位置し、東京メトロ銀座線
「田原町」駅も利用可能。

同物件の建物は、「ホテル ザ・ビー」を主力ブランドとし、全国で15軒のホテルを運営する株式会社イシン・ホテルズ・グループ(東京都港区、マイケル・ニギッチ代表)へ賃貸のうえ、イシン・ホテルズ・グループがホテルを運営する。
竣工・開業は2018年秋の予定。
20170302三菱地所

台東区の平成26年度年間観光客数(推計)は4,504万人と、平成24年度と比べ121万人増加。
特に浅草地区の平成26年度の宿泊観光客数(推計)は238万人と、2年前の79万人から2年間で約3倍に増加しており、宿泊施設のニーズも堅調なエリアだという(台東区公式ホームページ「平成26年度台東区観光統計・マーケティング調査報告書」より)。

三菱地所では、訪日外国人観光客の増加などに伴う旺盛な宿泊ニーズと多様な宿泊形態に応えるため、国内外のホテルオペレーターと連携。
ホテルマーケットの動向や立地特性等に応じ、ビジネスホテルからハイエンドホテルまで、幅広いカテゴリーのホテル開発に積極的に取り組み、新たな収益源としてホテル事業の拡大を図っていくとしている。

「(仮称)西浅草三丁目ホテル計画事業」の所在地は東京都台東区西浅草3丁目6番2の一部・6番5の一部(地番)、交通はつくばエクスプレス線「浅草」駅より徒歩1分、東京メトロ銀座線「田原町」駅より徒歩8分。
敷地面積は726.03㎡、延床面積は約5,560㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上12階地下1階。
客室数は166室。