【ニュース】 仙北市とインフォテリア、都内の秋田県アンテナショップで新たなインバウンド誘致施策を開始、多言語情報をタブレットに配信しドローン撮影動画などを発信 秋田県仙北市

2016.10.14
仙北市(門脇光浩市長)とインフォテリア株式会社(東京都品川区、平野洋一郎社長)は10月12日、都内の秋田県物産品アンテナショップ「あきた美彩館」(東京都港区)に設置するタブレットへ多言語情報を配信し、ドローン撮影動画などを通じて同市の観光名所の魅力を発信する、新たなインバウンド誘致施策を開始した。

今回の施策は「企業版ふるさと納税」事業の一環。
同市が同社よりソフトウェアやタブレットの貸与を受け、都内におけるインバウンド誘致施策として実施する。
「あきた美彩館」ではタブレット1台を設置し、同社の情報共有サービス
「Handbook」を通じて、観光名所をドローンなどで撮影したコンテンツを配信、同市の季節ごとの魅力を発信する。

また、同市内の観光案内所にも同様のタブレットを2台設置し、日本語・英語・中国語・韓国語に対応。
特に春の観光シーズンにおけるインバウンド誘致に向けたプロモーションを展開し、2020年までにインバウンド宿泊件数の25%増を目指す。

両者は2016年度、産業振興に向けたICT導入促進などで提携。
同社の情報共有サービス「Handbook(ハンドブック)」を使用することで、ドローンで撮影した映像コンテンツを観光拠点で閲覧できるようにしたほか、タブレットを活用した観光サービスの充実に向けた実証実験などを進めてきた。

また同市では、同社から提供される年間100万円を事業資金の一部とした「桜に彩られたまちづくり計画」(桜の保全活動や観光振興活動)を、2016年度から施行される「企業版ふるさと納税」の対象事業として申請、2016年8月に内閣府より認定を受けている。