【ニュース】 長良川うかいミュージアム、第20回特別展示「鵜匠の漁服と木綿」を7月27日まで開催、テーマは鵜匠装束 岐阜県岐阜市

2016.06.15
長良川うかいミュージアム(岐阜県岐阜市)は、第20回特別展示「鵜匠の漁服と木綿」を、6月10日~7月27日に特別展示室で開催する。
テーマは鵜匠装束。
鵜飼を観覧するだけでは分からない、先人から受け継がれる装束の工夫や機能性等について学ぶことができるとしている。

関連催事は、第3回市民講座「長良川鵜飼の鵜匠装束について」(6月
19日)、なりきり鵜匠体験(6月18日・19日、7月16日・17日・18日)。

江戸時代後期から代々続く伝統的な鵜匠の装束には、頭に被る風折烏帽子や濃紺の漁服、糯藁(もちわら)で編んだ腰蓑などがあり、それらは実用性と情緒的趣きを兼ね備えている。

同展では、装束の中でも「漁服」を中心に、鵜飼漁に適した様々な工夫や機能美を紹介。
具体的には、漆黒の闇に馴染むよう黒や濃紺に染められた「漁服(りょうふく)」、篝火の火の粉や水から鵜匠の体を守る丈夫な素材の「松阪(まつさか)木綿」や「三河木綿」などを通して、作業着としての役割と鵜飼観覧の風情を添える衣装の役割に触れてもらう。

第20回特別展示「鵜匠の漁服と木綿」の開催日時は6月10日~7月
27日の9時~19時(入館締切18時30分)、開催期間中は休館日なし。
開催場所は長良川うかいミュージアム 特別展示室(岐阜県岐阜市長良51番地2)。
特別展示観覧料は大人500円・小人250円(展示室入館料に含む)。
問い合わせは、長良川うかいミュージアムまで。