【ニュース】 大井川鐵道、井川線奥大井湖上駅の愛称を「奥大井恋錠(おくおおいこじょう)」駅に、恋人の日・6月12日より愛称に連動した錠と記念切符のセットを販売 静岡県川根本町

2016.06.07
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、前田忍社長)は、井川線「奥大井湖上」駅(静岡県川根本町)の愛称に「奥大井恋錠(おくおおいこじょうえき)」を採用した。
恋人の日である6月12日より、愛称に連動した錠と記念切符のセットを販売する。

「奥大井湖上」駅は、大井川鐵道井川線(静岡県川根本町~静岡市葵区)にある、ダム湖に突き出した半島状の場所に立地。
湖に浮かぶように見えることから「不思議な駅」、さらには乗降客数が少ないことから「秘境」駅と言われている。

また同駅は、静岡県が県民から広く募集した「恋愛・結婚・子宝」にまつわる噂のスポット「ふじのくにエンゼルパワースポット」に登録されており、同駅では何度も結婚式が行われているほか、ホームには幸せを呼ぶ鐘「ハッピー・ハッピー・ベル」があることから、恋人たちが「愛を確かめ合う場所」「永遠の愛を誓う場所」ともなっているという。
20160606大井川鐵道

恋錠の飾りつけは、購入した恋錠は二人で名前を書いて奥大井恋錠駅の指定場所に飾りつけをする。
筆記具は発売箇所にも用意。
飾りつけ期間は3年を目処とする。

飾りつけ期間を過ぎた恋錠については、川根本町でお堂さんと親しまれている「水川阿弥陀堂」(川根本町有形文化財指定)に奉納。
なお地元では、水川阿弥陀堂を参拝すると「良縁に恵まれる」と言われている。

駅名「奥大井湖上(おくおおいこじょう)」の所在地は静岡県榛原郡川根本町梅地字山椒打84-3。
1日の平均乗降客数は58名(平成27年度)、1日の列車発着本数は上下10本(定期列車のみ)。

錠と記念切符の商品内容は、ハート形南京錠1個(鍵は2個付き)、奥大井恋錠と印字された記念品(切符)2枚。
発売開始日は6月12日(ブラジル・サンパウロ地方ではこの日に恋人同士が写真たてに写真を入れ、交換する習慣があることから恋人の日とされる)。
発売箇所は大井川鐵道千頭駅、奥泉駅、新金谷駅前プラザロコ売店。
発売単価は950円(消費税含む)。
なお、愛の恋錠の記念品(切符)を川根本町内の店舗・観光施設で提示すると特典を受けることができるという(1枚につき1回)。
問い合せは、大井川鐵道 南アルプスアプトセンターまで。