【ニュース】 富士ゼロックス長崎と壱岐市、創造型変革人材の育成を目的とした研修プログラムを6月7日~9日に共催 長崎県壱岐市

2016.06.03
富士ゼロックス長崎株式会社(長崎県長崎市、秋山富也社長)は、長崎県壱岐市(白川博一市長)と、官民協働による多様な社会課題解決に向け、創造型変革人材の育成を目的とした研修プログラム「明日の仕事の仕方を考える研究会in壱岐」を6月7日~9日に共催する。

両者は昨年11月より「壱岐なみらい創りプロジェクト」を展開。
同プロジェクトでは、観光客誘致、人口増につながる新しい産業の育成、住みやすいまちづくりを目指し、住民を中心とした対話会を通じて「みらい創り」テーマを抽出、同市の未来を自ら描き創造していく活動を行っている。
今回の研修プログラムは、住民から出されたテーマの1つ「学びの島・壱岐」を具体化した取り組みの一環。

今回の同プログラムは、歩行ラリー研究会の協力を得て、企業向けに始めたものをベースとしたもの。
講師の一方的な講義ではなく、国指定の特別史跡「原の辻遺跡」を舞台に、官民共同の歩行ラリーというアクティビティを通じ、組織で変革をリードするために必要な3つの力の体験を狙いとしている。

3つの力とは、「観察(See)→洞察(Think)→仮説(Plan)→実証(Do)サイクル」で仕事を進める力、自らが気付き自らが発見する「内発的動機」で働く力、自立した人々が課題に向かって歩みよることで組織力・チーム力を醸成する「集合天才」を生み出す力。

歩行ラリー研究会とは、体感的研修プログラムを研究、展開している団体。
歩行ラリーでは、各グループが「コマ地図」と呼ばれる事前に渡される
「コース図」に従って進み、途中で与えられた課題を解決しながら、一定の時間で歩き、目的地を目指すレクリエーションゲームだという。