【ニュース】 京阪電気鉄道、男山ケーブルの車内放送を4月29日よりリニューアル、メロディは音楽家・向谷実氏がプロデュース 京都府八幡市

2016.04.07
京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)は、男山ケーブル(京都府八幡市)の車内放送を4月29日よりリニューアルする。

今回のリニューアルは、平成27年12月の同ケーブル開業60周年と、平成28年2月に山上の石清水八幡宮が国宝に指定されたことを記念して、実施するもの。
新しい車内放送のメロディは、同社の発車メロディも手掛ける音楽家・向谷実氏がプロデュース。
約3分間の乗車時間を情緒あふれる楽曲で演出する。
20160407男山ケーブル

電車の発車メロディなどを多数手掛ける向谷実氏も、ケーブルカーの音楽を作曲するのは今回が初めて。
今回は、「通常時」「正月」「七五三」のそれぞれ上り・下りで異なる6種類の楽曲を制作した。

車内にはBose製のスピーカーを4台搭載し、音の広がりや立体感を演出する。
ケーブルカーの上り・下り、車窓の変化に合わせるように、左右のスピーカーから流れるステレオ音声で、車内に広がる旋律が楽しめるという。

なお、石清水八幡宮で石清水灯燎華が開催される5月4日(水・祝)には、特別に「正月」「七五三」の楽曲を実際に走行するケーブルカーの車内で試聴できるイベントを実施する。