【ニュース】 三井不動産リアルティ、日本橋人形町で地域貢献型駐車場を開設 デジタルサイネージで観光情報を発信 東京都中央区

2016.04.06
三井不動産リアルティ株式会社(東京都千代田区、山代裕彦社長)は4月4日、地域貢献型駐車場のモデル事業地となる「三井のリパーク日本橋人形町通り駐車場」(東京都中央区)を開設した。

同駐車場のコンセプトは、「駐車場から情報発信をすることで街や店舗に送客し、街全体を活性化させる地域貢献型駐車場」。
事業地内に設置してあるタッチパネル式デジタルサイネージを活用し、人形町商店街協同組合と連携した「人形町の魅力や歴史」、「おすすめの散歩コース」や「買いものMAP」などの情報を、駐車場利用者だけでなく、日本橋人形町を訪れる全ての観光客に向けて発信する。
20160406三井不動産リアルティ

駐車場の各種看板やサインなどは、人形町の「歴史と伝統を持った粋な東京の下町」というイメージを大切にし、深い藍色をベースに「和」を感じさせる花のモチーフを配した落ち着いたデザインとした。

また、歩行者や近隣住民に配慮し、歩道への排気ガス対策パネルも設置。
当初は日本語のみの運用となるが、海外からの観光客来訪にも対応できるよう、将来的には英語や中国語などでの情報配信も検討しているという。

同社は、「安心・安全」「先進性」「環境配慮」「災害支援」の4つのキーワードを軸とした駐車場づくりを推進しており、環境配慮型や非常時対応型、地域貢献型など、「社会インフラ」としての機能にこだわった駐車場を全国各地に導入していく予定。