【ニュース】 ティーケーピー、ファーストキャビンに出資し、会議室併設型コンパクトホテルを全国展開 東京都新宿区

2016.03.16
貸し会議室・ホテル運営などを手掛ける株式会社ティーケーピー(東京都新宿区、河野貴輝社長)はこのほど、簡易宿泊施設の運営を手掛ける株式会社ファーストキャビン(東京都千代田区、来海忠男社長)との間で、資本・業務提携契約を締結したと発表した。

TKPは同提携により、ファーストキャビンの既存株主から普通株式(発行株式総数の約13%)を取得、簡易宿泊事業への積極的な新規参入を図る。
今後は、TKPの会議室とファーストキャビンが展開する「飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテル」が融合した会議室併設型コンパクトホテル「TKPファーストキャビン」(仮)の積極的な全国展開を行い、店舗拡大を進め、3年後に10店舗、売上高20億円を目指す。

TKPはこれまで、国内と海外で1,550室のホテル宴会場・貸会議室・貸ホールを運営基盤に事業領域を拡大、会議や研修に付随する周辺ビジネスをワンストップで提供してきた。

一方、ファーストキャビンは、飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルを展開、ビジネスホテルとカプセルホテルの間の低料金でありながら、スタイリッシュなデザインや充実したサービスの提供により、全施設稼働率は90%を超えて推移し、会員数は50万人を突破したという。
主にバブル期に大量供給された中小規模オフィスビルを中心に、短工期・低コストでオフィスビルからホテルへのコンバージョンが可能なビジネスモデルが注目されているという。