【ニュース】 野村不動産など3社、JR塚口駅前再開発の街「ZUTTOCITY」でまちびらきを4月9日に実施、約8.4haの敷地で駅ビル・商業施設・住宅・提供公園などを整備 兵庫県尼崎市

2016.03.04
野村不動産株式会社・JR西日本不動産開発株式会社・株式会社長谷工コーポレーションの3社は、兵庫県尼崎市のJR宝塚線「塚口」駅前で推進中の駅前大規模複合再開発「ZUTTOCITY(ズットシティ)」で、4月9日にまちびらきイベントを開催する。

「ZUTTOCITY(ズットシティ)」は、道路や公園などの公共施設の整備と、質の高い居住機能や生活利便機能を導入するとともに、環境に配慮した良好かつ魅力ある市街地の形成を図り、将来に渡り「周辺にずっと広がり続ける、ずっと住みたくなる街」の実現を目指した街。

3月25日から「プラウドシティ塚口」マークフロントの入居がはじまり、4月9日には駅ビルがオープンし駅に直結。
本格的に「ZUTTOCITY」が始動する。
20160304JR塚口駅前再開発

総開発面積約8.4ヘクタールの敷地内には、駅前広場・駅ビル・商業施設・住宅および提供公園を整備し、敷地全体の25%以上に緑地を配置することで緑豊かで潤いのある都市環境を形成した(住宅の一部は建設中)。

駅と駅ビルに囲まれた駅前広場は、バスやタクシーの乗り入れが可能なロータリーを設けることで、交通結節点としての機能を強化するとともに、駅ビルを介し駅へのバリアフリー動線を整備することで、地域の交通利便性の向上も図る。

また、地域の防災機能として、駅ビルやマンションを津波避難施設とし、街区の中心には地域防災倉庫を配備、街区全体で安全と安心を提供。

さらに、同プロジェクトでは、日本で初めて、地域通貨ポイントを連携させたデマンドレスポンスにより、特定の自治体全域にまたがる省エネ・地域活性化の取り組みを実施。
尼崎市による「尼崎版スマートコミュニティ」に認定された。
同取り組みでは、街区全体のエネルギー消費量把握のためタウンEMSを構築、デジタルサイネージでリアルタイムにエネルギーの見える化を導入し、電力逼迫時にはデマンドレスポンスを行う。
外出要請のインセンティブとして、尼崎市全域で使用可能な地域通貨ポイントを導入し、街区内の店舗だけではなく地元商店でも利用できる広がりのある取り組みを行っている。